2018.11月号vol.8

歯ブラシの歴史

皆さんが、食後などに毎日している歯磨きの歴史をご存知でしょうか?何となく当然のようにされている歯磨きの歴史の始まりは、意外に古くから習慣化されていたと言われています。

最も古い歴史では、紀元前5千年のバビロニア帝国(現在のイラク南部)で、食前に麻を使って歯を磨いていたという記録があります。

また、歯ブラシのルーツでは、紀元前3千年のエジプトで、小枝の先をボソボソにして歯を磨き、ハーブなどを使用して口臭を防いでいたそうです。

仏教の開祖である釈迦は、「歯木(しぼく)」という木の枝を使った歯磨きを弟子たちに伝えたと言われています。

釈迦は、体臭や口臭は心身の乱れと考えていて、特に口臭は敏感であったため、現在でも口臭を消すことを仏事として行うお寺もあるそうです。

日本で歯磨きが普及したのは、江戸時代になってからで、当時は柳や竹の先をボソボソにして使っており、歯ブラシが誕生したのは、大正3年のことです。

人が歯磨きを習慣にしてから、歯ブラシが誕生するまでには長い歴史がありました。

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2018.11月号vol.8

お口の機能を取り戻すための大切な「入れ歯」ですが、入れ歯が完成するまでに、「ずいぶん通院した」という感想をお持ちの方も多いと思います。

入れ歯は、その方のお口の動きや、適切な噛み合わせ、歯の並べ方などの要素があり、作製する入れ歯のタイプも関係しますが、少なくても4回~5回ほどの通院が必要です。

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順調に進行した場合は、上記のような流れになりますが、

その方に合った「入れ歯」を作製する中では、微調整や歯の形を修正することもあります。

また、入れ歯の作製は、歯科技工士との連携も大切にし、見た目の美しさ、噛み合わせ、機能性を確認しながら進めていくことで、患者様が長期間、安心して使用できる入れ歯を目指します。

2018.11月号vol.8

歯の寿命と神経の関係

先月号の「ひろき通信10月号vol.7」では、『歯の根の治療の原因はムシ歯菌』とお伝えしましたが、歯医者さんへ行ったとき、「歯の神経を取る(抜く)」と、言われた経験があるという方もいらっしゃるかと思います。

『歯の神経を取る』とお伝えすると、これまでの痛みからの解放に、安心する方も多くいらっしゃいますが、歯にとって神経が無くなってしまうことは、大きなリスクに繋がります。

歯の神経は、温度や痛みなどを体に伝える役割だけではありません。歯の神経の中には、細くて細かい血管(毛細血管)がたくさん通っており、その血管から、一本一本の歯に大切な栄養が届きます。

神経を失ってしまうことは、血管を失ってしまうことになり、栄養が届かなくなってしまいます。

栄養が届かなくなってしまった歯は、「割れやすい」「ムシ歯になりやすい」など、脆く(もろく)弱い歯になってしまいます。

歯の神経を取除く治療を受けられた方は、定期的な検診を受けながら、弱くなってしまった歯を今まで以上に守っていくことが大切です。

2018.10月号vol.7

総義歯セミナー

8月19日(日)は、総義歯セミナーに参加しました。

総義歯(そうぎし)とは、すべての歯を失ってしまった方の「入れ歯」のことで、歯が残っている方の入れ歯は一般的に「部分入れ歯」と言います。

現在、総入れ歯をご使用中の方はいかがでしょうか?

「入れ歯が浮く感じがする」「入れ歯が落ちてくる」「話づらい」「食事がしにくい」など、入れ歯に関するお悩みはありませんか?

入れ歯はとても精密な設計になっており、顎(あご)の骨や筋肉、歯ぐきの状態など様々な要因を診断し作製されます。

今回のセミナーでは、皆様の生活をより快適にすることが出来る入れ歯を作製するための診断や作製工程を深く学ぶことが出来ました。

歯を守っていくためには、毎日の正しい歯磨きや、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受診し、お口の衛生環境を維持していくことが大切です。

当院は、快適な生活につながる治療と、これからの健康を支える予防歯科に取り組んでいます。

2018.10月号vol.7

生活を支える歯科訪問診療(往診)

皆さんのお知り合いの方の中に、歯科治療を受けたくても体が不自由な状態であるために、受診できない方はいらっしゃいませんか?

当院では、そのような病気や寝たきり、傷病のために通院が困難な方に対して歯科訪問診療(往診)を行なっています。

お口の健康は、食事をするだけではなく、話す、笑うといった生活を支えるための根本的な役割を持っています。

歯科訪問診療は、患者さんがいかなる状況や環境であっても、歯科医療が受けられるように、国や歯科医師会でも推進している歯科診療分野になっています。

歯科に訪問診療があることをご存知ない方も多く、訪問診療ではどのような治療を受けられるのか不安を感じることもあると思います。

歯科訪問診療では、治療に必要な器材や薬剤をお持ちして、患者さんのご自宅や介護施設などで、歯科治療(入れ歯の作製や調整、痛みのある歯の治療など)を受けることが出来ます。

また、高齢者の方には、患者さんご本人やご家族の方に、毎日の口腔ケアの指導などを行う場合もあります。

歯科訪問診療を受診するためには一定の条件や、確認事項などもありますので、疑問やお申し込みについてはお気軽にお尋ね下さい。

2018.10月号vol.7

歯の根の治療 原因はムシ歯菌

今回は、歯の根の治療についての解説をさせて頂きます。

歯の根の治療が必要となってしまう原因はムシ歯菌です。

ムシ歯になると、ムシ歯菌は少しずつ歯の内部に進行し、歯の内部中心にある『歯の神経』に辿り着きます。

神経に到達したムシ歯菌は、神経をさらに辿って歯の根に向かっていきます。

ムシ歯菌の進行経路やその周辺の歯や神経は、全てムシ歯菌に感染してしまうことから確実に取除く必要があり、歯の神経を全て取り除く治療になってしまったり、重度になると歯を抜くことになってしまいます。

「歯の根の治療」の多くは「歯の神経の治療」になります。

神経を取ってしまった歯は、「冷たい温かいを感じる知覚がなくなる」「歯が変色する」以外に、歯に栄養などを供給する細かな血管も同時に失ってしまうので「歯の寿命も短くなる傾向」などのデメリットが生まれます。

ムシ歯菌は『感染物質』で、自然消滅することはありません。

早期治療や、定期検診による予防・早期発見が歯を守ることに繋がります。

2018.9月号vol.6

歯医者さんは、なぜ治療期間が長いの?

歯医者さんに通院されていると、なぜこんなに治療期間はなぜ長いのか?と疑問を持たれることも多いと思います。

通院回数が多くなる治療はいくつかありますが、「歯の根の治療」の場合について詳しくご説明します。

『歯の根』の治療には、

①神経を取る治療 ②再発した病巣を取り除く治療の2種類があり、その主な原因は、進行してしまったムシ歯です。

小さなムシ歯の場合は、表面を軽く削るだけで治療が終了することもありますが、ムシ歯が進行し、歯の神経部分までムシ歯菌に侵されてしまうと、歯の神経を取り除くための『歯の根』の治療が必要になります。

『歯の根』は歯を支えるのはもちろんですが、さし歯や銀歯を支える為などの重要な役割を持っていることから、慎重に『歯の根』の周囲に付着した菌を少しずつ取り除きます。

何度も通院するのは、極力、歯の組織を残しながらも「菌」を確実に除去するための作業と薬の効果を確認しながらの治療になるからです。『歯の根』を何度も洗浄し「菌」や汚れを『歯の根』に残さないことが重要です。

歯を残すためにも、とても大切な『歯の根』の治療です。

2018.9月号vol.6

安全な精密診断ができるCT

病院の検査でCTの撮影を経験されたという方もいらっしゃいますか?当院には、歯科用CTを完備しております。

通常のレントゲンは、お口の中を一方向側面からのみの撮影になりますが、CTは、お口の中を断面的に撮影し、立体的な画像診断を可能にしてくれます。

診断したい部位を360度で確認できるため、正確な診断が適切で安全な治療につながります。

CT撮影診断では、X線量を心配される方も多いと思いますが、

歯科用CTは、病院で使用されているCTに比べ、X線量は非常に少なく撮影できます。

1回あたりのX線放射線量は、

歯科用CT【0.1mSv】、病院の一般的CT【6.9mSv】ですので、

歯科用CTの安全性はかなり高いと言われています。

また、歯科で撮影する「口腔内全体を撮影するレントゲン」は、

【0.03mSv】ですので、一般的な生活をしている日本人一人が自然に受ける放射線量は、年間『約1.5mSv』で、あることからも歯科用CT・歯科用レントゲンの安全性は確認できます。

治療の内容に応じて、安全なCTでの精密診断を行い、質の高い治療をお届けいたします。

2018.9月号vol.6

妊婦さんの歯周病

皆さんは『妊娠中は歯が弱くなる』『子供を産むと歯を失いやすい』

といった話を耳にしたことはありますか?

これは、ただの迷信ではありません。

妊娠中は、女性ホルモンの増加や、つわり、生活習慣の崩れにより、

むし歯や歯周病のリスクが高まります。

特に、歯周病は感染症の為、お腹の赤ちゃんにも影響を与えてしまう場合がありますので、生活の中でのセルフケアと歯科医院での口腔ケアをしていくことがとても大切です。

上図のとおり、早産や低体重児出産は、喫煙、飲酒、年齢の影響よりも歯周病によるリスクの方が高いことをご存知でしょうか?

妊娠中でもお薬や麻酔などの制限はありますが歯科治療は受けられますのでお気軽にご相談下さい。

これから妊娠の可能性のある方、現在妊娠中の方は、歯科検診を受診し、正しい口腔衛生指導のもとで、お母さんと生まれてくる赤ちゃんの健康を守りましょう。

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